水道メーター

H様のお宅は、駐車場のコンクリート下に水道メーターがあります。また駐車場以外にも、階段があったり、玄関へのアプローチなどにもかなり広くタイルが敷かれています。このようなお宅での漏水の場合、調査費用だけでも高額になってしまう可能性があります。

ただし、わかりやすい所（建物側の露出配管や、土中の埋設管など）の漏水でしたら、無料の音聴棒調査で特定が可能です。
まずその部分の調査を行い、異常無しとなると、コンクリート下の埋設給水管を疑うわけですが、その場合はコンクリートを壊さないと調査が行えません。

また漏水箇所が1か所とは限らないので、メーターパイロットが停止するまで、コンクリートを壊し続けることにもなりかねません。

それからもう一つ、壊したコンクリートに新しいコンクリートを流し込み復旧すると、どうしても色違いの継ぎ接ぎ感が残ってしまいます。特に駐車場の広いスペースや道路前の目立つ部分では気になってしまいます。

このような理由から、H様には高額な費用をかけてコンクリートを壊さなくてすむ、露出配管での給水管引き直し工事をご提案いたしました。

屋外の露出配管

駐車場ではブロック塀の上に給水管を取り付け、建物側では外壁に這わせて露出で配管しました。保温材のテープも色を変えて、できるだけ配管がなじむように施工しています。

床下配管

青い管は給水管、ピンクの管は給湯管で、いずれも架橋ポリエチレン管を使用しています。

架橋ポリエチレン管は継手を使わずワンタッチで接続可能なので、水漏れのリスクが軽減され、耐寒性もあるため凍結破損の心配がありません。何より軽量で柔軟性があるため、床下配管に適しています。
各水回りの床下まで分岐させて、室内に貫通させ、水栓に接続いたしました。

また、既設銅管の破損部分があったため一部撤去し、変換アダプターを用いて、銅管と架橋ポリエチレン管を接続いたしました。

各水まわりへ接続

水道メーターから各水回りの水栓まで、できるだけ既存のものを壊すことなく配管いたしました。通水テストを行って問題ないことを確認し、施工完了です。

このような場合は、遠慮なくお問い合わせください。

・他社で漏水調査をしたが、わからないと言われた
・他社の見積が高額だった
・他社の見積内容に不安がある

相見積もりで構いません。むしろ弊社が2社目、3社目というお客様も多く、自信を持ってお見積りをご案内しています。