コンクリート桝の破損箇所および陥没の補修(東京都文京区)

排水桝の隙間をモルタルで埋める

排水桝の隙間をモルタルで埋める

東京都文京区小石川 O様からのご依頼内容

戸建ですが排水桝の周辺が陥没しているので、見てもらえますか。

施工内容

最終桝が破損していたため見積をご案内し、補修工事を施工いたしました。

宅地側の最終桝が破損

公共の下水道管につながる排水桝が、経年劣化により塩ビパイプとの接続部分に隙間ができていました。
ここは宅地内の排水がすべて集まる最終桝で、いわゆる公共桝と言われます。
管理は東京23区の場合、東京都下水道局になりますので、新しい桝に交換するためには申請が必要になります。
今回はすぐに直したいということもあり、既存の桝を補修する工事をご案内しました。

また、排水桝の隙間から漏れた水が周辺の土を流して陥没し、支えをなくしたコンクリートが割れていたため、こちらも一緒に補修します。

排水桝周辺の陥没

敷地がコンクリートだとわかりにくいのですが、斫ってみると至る所で土がなくなっています。
コンクリートが覆っていたにもかかわらず、土は水分を多く含み、埋設された排水管も外側が濡れていました。

陥没部の簡易洗浄

一番最後の桝なので、漏れた排水に含まれる様々な汚物や固形物を洗浄していきます。

土間打ち

きれいになったところで、新しい土を入れて砂利を敷き詰め転圧します。
モルタルを流し込んで仕上げました。

最終桝の補修

コンクリート桝の耐用年数は20~30年と言われています。

これを過ぎると、徐々にコンクリートに欠けやひび割れが生じ、塩ビパイプとの接続部分や底面に穴が開くことがあります。
また底面にある溝はインバートと言い、固形物を沈殿させて排水をスムーズに流す役割がありますが、これが破損することもあります。

定期的に排水桝の洗浄などを行って点検していれば問題ないのですが、水漏れや詰まりなど不具合が起きてから気づくケースも大変多く、その場合は復旧工事に費用がかかってしまいます。

現在主流となった塩ビ桝は軽量小型で耐久性や耐薬品性に優れ、パイプと同じ材質なので接着剤で密着させることができ、臭いの漏れや木の根の侵入も防ぐことができます。

今回行ったモルタルでの補修は、あくまでも応急処置にすぎません。
適切なタイミングで塩ビ桝への移行をおすすめしつつ、施工完了いたしました。

施工期間(事前調査除く) 4時間(8:00~12:00)/1人
施工日2025年5月8日
出張見積無料
管理コードNo.04-032 TBK250508-0099

当社は排水桝・排水管交換工事はもちろん、排水管清掃漏水調査・修繕工事給水管引き直し工事水回りのリフォームなどもお受けしております。つまり除去水漏れ修理など内容によっては即日施工が可能です。出張見積は無料ですので、まずはお気軽にご相談ください。