床下給湯管の漏水修繕工事 (八王子市大和田町)
銅管のピンホール
八王子市大和田町 H様からのご依頼内容
戸建ですが、水道局検針で漏水を指摘されました。どこから漏れているかわからないので、調査と修理の見積をお願いします。
施工内容
床下給湯管からの漏水を発見。漏水修繕工事を行いました。
漏水発見
水道局の検針で水漏れを指摘されたのですが、場所はわかりません。ただ、駐車場から水が染みだしている感じがするとのことで、漏水調査を開始しました。
実はこのお宅は、平成30年に給水管の漏水修理をさせていただいてから何度か工事をさせていただいているお宅なので、すぐわかりました。
床下を覗いてみると大きな水溜りとなっていて、銅管からの漏水を発見しました。
漏水の様子
黄色いタオルの横、褐色の銅管の下方からお湯が噴き出しています。これだけ漏れていると、お湯を使っている時にかなり水圧が弱かったり、水道料金が高くなったりしていたと思います。
既設管一部撤去
今回の工事は給湯管の引き直し・・・ではなく修繕工事なので、腐食した銅管を切断し取り除きます。
給湯管の切り回し
新しい給湯管を取り付けました。ポリブテン管という耐熱性・柔軟性のある合成樹脂管で、施工がしやすく床下配管に適しています。既設の銅管とは、専用のワンタッチ継手で接続しました。
施工完了
メーターパイロットが停止し、漏水が解消されたことを確認。
弊社より、水道局に漏水修繕報告書を提出し、水道料金の減額申請を行いました。
漏水原因
撤去した銅管です。写真中央あたりにあるピンホール(=小さな穴)わかりますか?
銅管の漏水原因の一つとして孔食(こうしょく)があります。
孔食とは、局部的に金属表面の被膜が破壊され生じる小さな穴のことで、使用して20年以上の銅管に多く見られるようです。
最近では給湯管の新設に銅管は使われておらず、今回の工事で使用したポリブテン管や架橋ポリエチレン管などを用いることが多いです。
ちなみに写真の銅管の表面を覆っているのは緑青(ろくしょう)という錆の一種です。
銅管が酸化して発生する被膜ですが、人体に影響はなく、腐食を防ぐことができます。
施工期間(事前調査除く) | 2時間(9:00~11:00)/1人 |
施工日 | 2023年6月23日 |
出張見積 | 無料 |
管理コード | No.06-104 THO230623-0072 |
当社では漏水調査・修繕工事はもちろん、給水・給湯管引き直し工事や排水マス交換工事、排水管清掃から管内カメラ調査など、様々な給排水工事をお請けできます。
また、つまり除去や水漏れ修理など内容によっては即日施工が可能です。お見積・出張費は無料です。土曜・日曜・祝日も営業いたしておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。